学校でいじめに遭うことは、とてもつらいことです。
「頑張れ」「気にしなくていい」「そのうち何とかなる」
そんな言葉は、苦しみの真ん中にいるときには、なかなか心に届かないものです。
この記事を書いている私も、いじめを経験しました
私も、小学校・中学校・高校でいじめを経験しました。
小学生の頃は、声変わりが早かったことを理由に、先生も含めて周りからからかわれました。無理やり服を脱がされたこともあります。
高校では、本を読むことや勉強が好きだったにもかかわらず、テストの結果が思うように出なかったことをからかわれました。また、いじめられている生徒をかばったことで、自分が標的になったこともあります。
「放課後、半殺しにしてやる」
そんな言葉を何度も耳にしました。
だから私は、いじめがどれほど恐ろしく、孤独なものかを少しだけ知っています。
今、この文章を読んでいるあなたへ
- 今まさに、いじめで苦しんでいる方
- 過去のいじめが忘れられず、苦しんでいる方
- お子さんのことを心配している保護者の方
どんな立場であっても、一つだけ伝えたいことがあります。
一人で抱え込まないでください。
まずは、自分の安全を最優先にしてください
いじめを自分一人で解決しようとするのは、とても難しいことです。
もし学校へ行くことが恐怖でしかないなら、無理に登校する必要はありません。心や体を守ることの方が、学校へ行くことよりもずっと大切です。
こんなサインが出ていないか、自分自身に目を向けてみてください。
- 夜、眠れない日が続いている
- 食欲がわかない
- 学校のことを考えると、体が重く感じる
- 何もかもがどうでもよく感じる
休むことは逃げではありません
休むことは逃げではありません。自分を守るための大切な選択です。
信頼できる大人に伝えてください
担任の先生でなくても構いません。
- 保健室の先生
- 部活動の先生
- スクールカウンセラー
- 家族、親戚
「この人なら話を聞いてくれそう」と思える大人に相談してください。
直接話すことが難しければ、手紙でも大丈夫です。今感じていることを、そのまま書いてください。うまく文章にならなくても構いません。
相談しても解決しないこともあります
残念ながら、相談した相手が十分に動いてくれない場合もあります。学校によっては、適切な対応がなかなか進まないこともあります。
そんなときは、「もう無理なんだ」と諦めないでください。力になってくれる大人は、学校の外にもいます。
学校の外にある相談窓口
- 24時間子供SOSダイヤル(文部科学省):0120-0-78310(なやみいおう)24時間受付・通話無料
- チャイルドライン:0120-99-7777 毎日16:00〜21:00・18歳までの子ども専用・無料
- こどもの人権110番(法務省):0120-007-110 平日8:30〜17:15・無料、秘密厳守
暴力や脅迫など身の危険がある場合は、迷わず警察にも助けを求めてください。
あなたは悪くありません
いじめられる人に原因があるわけではありません。悪いのは、いじめという行為です。
今は信じられないかもしれません。でも、学校があなたの人生のすべてではありません。学校を卒業したあとには、今とはまったく違う世界があります。私自身、それを経験しました。
最後に
私は、いじめによって強い恐怖や深い恥ずかしさを感じたことがあります。その経験があるからこそ、苦しんでいる人の気持ちを簡単には否定したくありません。
もし、誰にも話せず苦しんでいるなら、一人で抱え込まないでください。「ことのは相談室」に連絡をいただけたなら、あなたの話を丁寧に聞き、一緒にこれからのことを考えます。
あなたの命は、学校よりも大切です。どうか、自分を守ることを一番に考えてください。
あなたが安心して笑える日が来ることを、心から願っています。
追伸:半崎美子さんの『最後まで』という曲があります。おすすめの一曲です。もし興味があれば、ぜひ聴いてみてください。






