「恋人がほしいのに、出会いがない」——そう感じている人は少なくありません。マッチングアプリを試しても思うような出会いがなかったり、職場や学校にも新しい出会いがなかったりすると、「このままずっと一人なのかな」と不安になることもあるでしょう。
そんなとき、人は大きく二つのタイプに分かれます。
- 「真剣に探しているのに、どうして恋人ができないんだろう」と悲観的になってしまう人
- 「今は自分を育てる時間だ」と前向きに捉え、行動していく人
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。この記事では、後者に近づくための考え方と、具体的なヒントをお伝えします。
悲観的になるのは、自然な感情です
恋人ができないことに落ち込んでしまう気持ちは、決しておかしなことではありません。無理に前向きになろうとする必要はないのです。
まずは、自分の気持ちを誰かに話したり、ノートに書き出したりして、少しずつ心を整理していくことが大切です。
- 「誰に相談すればいいかわからない」
- 「相談先がわからない」
- 「こんな悩み、人に話していいのかわからない」
こうした声はよく聞かれます。友人や家族には話しにくい内容だからこそ、専門的に話を聞いてくれる場を選ぶという方法もあります。
対話を重ねる中で、自分でも気づいていなかった長所や魅力に気づけることがあります。「自分には価値がない」と思っていた人が、「そんなことはなかったんだ」と感じられるようになることも少なくありません。
自分磨きは「足りないもの」を埋める作業ではない
恋人ができないからといって、自分に何かが欠けているとは限りません。「足りない自分」を直そうと焦る必要はないのです。
自分磨きとしてよく挙げられるのは、次のようなものです。
- 筋トレやダイエットで体調を整える
- 読書で知識や視野を広げる
- 新しい趣味を始める
- メイクやファッションを見直す
どれも「誰かに好かれるため」というより、「自分が心地よく過ごすため」に取り組むほうが、無理なく続きやすくなります。読書は心を育てる方法としても役立つので、また別のコラムで詳しくお話しできればと思います。
出会いだけを目的にしない、という選択肢
これまで多くの方の相談を受けてきた中で、特に多かったのが「恋人がほしい」という悩みでした。新しい趣味を始めたり、自分らしく毎日を楽しめるようになった頃に、自然と良いご縁につながっていく方を数多く見てきました。
ただし、これはすべての人に当てはまる法則ではありません。マッチングアプリや婚活イベントなど、出会いの機会を積極的に増やす行動が合っている人もいます。「自分磨きをして待つ」か「積極的に動く」かは、どちらか一方だけを選ぶものではなく、両方を並行しても構いません。
共通して言えるのは、「恋人探し」だけに人生のすべてを使わなくなった人ほど、心に余裕が生まれやすいということです。出会うこと自体がゴールになってしまうと、かえって苦しくなってしまうことがあります。本当に求めているのは「誰でもいいから恋人がほしい」ではなく、「一緒にいて安心できる人との出会い」のはずです。
無理なく出会いを増やすための工夫
自分磨きと並行して、出会いの「入口」を少しだけ広げておくことも、選択肢のひとつです。無理をして行動を変える必要はありませんが、次のような工夫は始めやすいものです。
日常の中でできること
- 職場や学校以外のコミュニティ(習い事・サークルなど)に月1回だけ顔を出してみる
- 共通の趣味を持つ友人と、いつもより少し多く連絡を取ってみる
- SNSで同じ興味を持つ人とゆるくつながっておく
マッチングアプリを使う場合の注意点
マッチングアプリ自体は悪いものではありませんが、「早く結果を出さなければ」と焦ると疲れてしまいやすい面があります。
- プロフィールは飾りすぎず、素の自分が伝わる内容にする
- 一日に何人とやり取りするかを決めておき、消耗しすぎない
- 会う・会わないの判断を焦らない
大切なのは、「出会いの数」よりも「無理なく続けられるかどうか」です。続けられないやり方を選んでしまうと、途中で心が疲れてしまいます。
焦らなくても大丈夫
年齢も、外見も、恋人ができるかどうかを決めるすべてではありません。何かに夢中になり、自分らしく生きている人には、不思議と人を惹きつける魅力があります。
「恋人がほしいな」と心の片隅で思いながら、今日できる小さな楽しみを積み重ねてみてください。その積み重ねが、未来の出会いにつながっていくこともあります。
一人で抱え込まずに、話してみませんか
「誰に相談したらいいのかわからない」「こんな悩み、話してもいいのかな」——そう感じる方もいるかもしれません。
ことのは相談室では、答えを急がず、あなたのペースで話を聞くメール相談を行っています。恋愛のこと、自分に自信が持てないこと、孤独を感じていること。どんな内容でも、まずは言葉にしてみることから始めてみませんか。






